# まずはじめに
Ubuntu などのメジャーなディストリビューションでは多くの記事がすでに出回っています。
そこで、ArchLinux だとパッケージが変わっていたり個人的によく忘れてしまうので備忘録として残しておきます。
# やりかた
# パッケージのインストール
以下の 2 つのパッケージが必要です。
- tigervnc(公式パッケージ)
- x2vnc-no-xinerama(AUR)
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# サーバー側の準備
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# Android 側の準備
クライアント側では Android で VNC Viewer - Remote Desktop を今回は使用します。
その他にも私の環境では VNC Viewer での動作も確認しています。
# マウスの行き来の準備
ここで使用するパスワードはさきほどサーバーの準備で設定したパスワードを入力します
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これでマウスが行き来できるようになりました。
注意点として、ウィンドウをサブディスプレイに持っていく事などはできません(その逆もしかり)
# 起動
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# x2vnc のオプションについて
-west などはマウスカーソルをどの向きに持っていった際サブディスプレイに移動するかを設定するものです。
以下がその一覧です
オプション名 | 使い方 |
---|---|
-north | 北方向にマウスを持っていくとサブディスプレイに繋がる |
-east | 東方向にマウスを持っていくとサブディスプレイに繋がる |
-south | 南方向にマウスを持っていくとサブディスプレイに繋がる |
-west | 西方向にマウスを持っていくとサブディスプレイに繋がる |
# xstartup の編集
xstartup とは VNC のデスクトップ環境設定ファイルです。
デフォルトではおそらく
~/.vnc/xstartup
にファイルが存在します
このファイルを編集します。
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今回の場合は cinnamon が vncserver に接続すると表示されるはずです。
ここを自分のすでに入れてあるデスクトップ環境のコマンドに書き換えることで変更が可能です。
# 謝辞
この記事はともの技術メモ様の記事を見て ArchLinux で実際にできるのか
パッケージ名などが違う為忘れないように書かせていただきました。
内容の多くがともの技術メモ様の内容と被ってしまっている事をここで謝罪します。
# 参考
- 全般コマンド
- xstartup の意味
お便利サーバー.com