ArchLinuxにVNCを使ってサブディスプレイを作る

ArchLinux 2020年6月6日

はじめに

Ubuntu などのメジャーなディストリビューションでは多くの記事がすでに出回っています。 そこで、ArchLinux だとパッケージが変わっていたり個人的によく忘れてしまうので備忘録として残しておきます。

やりかた

パッケージのインストール

以下のパッケージが必要です

  • tigervnc(公式パッケージ)
  • x2vnc-no-xinerama(AUR)
sudo pacman -S tigervnc
yay -S x2vnc-no-xinerama

サーバー側の準備

$ vncserver :1
You will require a password to access your desktops.
Password: ******
Verify: ******

Android(ディスプレイ化する物)側の準備

クライアント側ではAndroidで VNC Viewer - Remote Desktop を今回は使用しています。その他にも私の環境では VNC Viewer での動作も確認しています。

マウスの行き来の準備

ここで使用するパスワードはさきほどサーバーの準備で設定したパスワードを入力します

$ x2vnc -shared -west localhost:1
x2vnc: VNC server supports protocol version 3.8 (viewer 3.3)
Password: ******

これでマウスが行き来できるようになりました。

注意点として、ウィンドウをサブディスプレイに持っていくことはできません。(逆もしかりです)

起動

$ vncserver :1 -geometry 1280x800 -alwaysshared
$ x2vnc -shared -west localhost:1

x2vncのオプションについて


-westなどはマウスカーソルをどの向きに持っていった際サブディスプレイに移動するかを設定するものです。 以下がその一覧です

オプション名 使い方
-north 方向にマウスを持っていくとサブディスプレイに繋がる
-east 方向にマウスを持っていくとサブディスプレイに繋がる
-south 方向にマウスを持っていくとサブディスプレイに繋がる
-west 西方向にマウスを持っていくとサブディスプレイに繋がる

xstartupの編集

xstartupとはVNCのデスクトップ環境設定ファイルです。 デフォルトではおそらく ~/.vnc/xstartup にファイルが存在します このファイルを編集します。

$ nano ~/.vnc/xstartup

#元からあった行を...で表しています
...

#⬇を追加
exec cinnamon &

今回の場合はcinnamonがvncserverに接続すると表示されるはずです。 ここを自分のすでに入れてあるデスクトップ環境のコマンドに書き換えることで変更が可能です。

謝辞

この記事はともの技術メモ様の記事を見てArchLinuxで実際にできるのか という実験としての側面や、パッケージ名などが違う為忘れないようにするための側面を持っています。 そのため、内容の多くがともの技術メモ様の内容と被ってしまっている事をここで謝罪します。

参考

コマンドなど

AndroidタブレットをLinuxのサブディスプレイにする – ともの技術メモ

xstartupの意味

https://www.obenri.com/_vnc/vnc_server1.html

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yupix

yupix(ゆぴ)と申します。趣味でプログラミングをたしなんでいます。Pythonが一番好きで何の役にも立たないものとかを作ったりしてます。